乳癌学会開催中だけれど・・・
こんにちわ。
昨日から東京で日本乳癌学会が始まっています。乳癌学会はかれこれ15年近く皆勤賞だったのですが、今年は開業2週間でさすがにクリニックを休診することはできず参加できません。
最近の学会は、知識を得る場所というよりは頑張っている同年代の先生方をみて刺激される場所でした。同年代の先生が大きな仕事をして、大きな会場でプレゼンする姿に刺激をうけ自分も頑張らなきゃと気を引き締めたものでした。知識はネットでも、論文でもすぐに手に入る時代なので、休診にしてわざわざお金をかけて学会に参加する意義はもはや少ないのは明白ではありますが、刺激を受けに行くという意味ではまだまだ学会の意義はあるのかもしれません。
来年の学会は愛知県がんセンターの岩田先生主催で名古屋開催です。病院にいたときは、過去の膨大なデータを駆使すれば、どうにか演題がつくれましたが来年以降はそういうわけにはいきません。ビッグデータはないけれど、小さな乳腺クリニックだからできる何かを追求した研究をと考えています。
ちなみに、巷の乳腺科医の2/3ぐらい(個人的な観測)は東京に出払っています。どっしり地元に腰をおろして頑張っている乳腺科医がここにいますので、乳腺の事が気になっている方はぜひ受診くださいませ。