大事なあなたを
乳がんから守るために
『行きたくなる乳がん検診』を
提供します。
ライフスタイルの変化に伴い、いまや日本人女性の11人に1人が乳がんに患います。ただし、乳がんは早期に発見され適切な治療を受ければ良好な経過が期待できます。
その早期発見を目的にしているのが乳がん検診なのですが、受診率は残念ながら高くありません。これは、現状の検診システムがお世辞でも『行きたくなる』ものとは言えず、これらが検診受診のハードルを上げているからだと思います。
コンビニのように便利で、行きつけのカフェのような心地よさ、そんな誰もが行きたくなる場所で乳がん診療を提供し、そして、そこで乳腺専門医が正しい診断をつけることで『行きたくない乳がん検診』を『行きたくなる乳がん検診』へと変えていきます。
ごあいさつ
外科医となって4年目に赴任した病院は乳がん検診がとても盛んな病院でした。カリスマ部長の指揮下で、当時では、まだめずらしかったエコー検診をいち早く導入し、医師自らポータブルエコーを操作して多い日で1日200人以上の検診を行いました。最初の頃は苦痛だった検診も経験を重ねるにつれて上達し、触診ではもちろんマンモグラフィでも捉えられない小さな乳がんを発見できるようになっていきました。自分が検診で発見し、自ら手術した患者さんから感謝の言葉を頂けたことに感激し、これを機に乳がん診療を自分のライフワークとしました。
その後、経験を重ね乳腺専門医となり、大学病院や基幹病院で来る日も来る日も朝から晩まで外来、手術、化学療法、研究や臨床試験などに明け暮れました。最新の知見や技術にふれることができ大変やりがいがありました。しかし、力及ばずの結果になる方と接することも少なくなく、大病院でただ待っているだけの乳がん診療には限界があると思い始めました。
では、どうすれば・・・。
乳がんで命を落とす方を減らすには、結局のところは早期発見しかありません。その早期発見を目的にしているのが乳がん検診なのですが、受診率は残念ながら高くありません。これは、現状の検診システムがお世辞でも『行きたくなる』ものとは言えず、これが受診のハードルを上げているからだと思いました。例えればコンビニのように便利で、行きつけのカフェのような心地よい、そんな誰もが行きたくなる場所で乳がん診療を提供し、そこで乳腺専門医が正しい診断をつけ、正しく丁寧な説明をすることで『行きたくない乳がん検診』を『行きたくなる乳がん検診』へと変えていけると思いました。
そうだ!病院を出て、地域の中に溶け込んで、そんな医療を提供しよう。そう、ポータブルエコーをもって駆け走っていたあの頃にように・・・。
これが、私がこのクリニックを始めようと思った理由です。
令和元年7月
なわ医院・乳腺クリニック 院長 名和正人
経歴詳細
1990年 | 大垣北高校 卒業 |
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1997年 | 帝京大学医学部 卒業 |
1997年 | 岐阜大学第2外科研修医 |
1997年 | 岐北総合病院外 勤務 |
2001年 | 揖斐厚生病院外科 勤務 |
2008年 | 岐阜大学腫瘍外科 乳腺外科 勤務 |
2014年 | 朝日大学(旧村上記念)病院 乳腺外科 勤務 |
2019年 | なわ医院・乳腺クリニック 開院 |
資格等
医学博士
日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医
がん治療認定医
マンモグラフィー読影A判定
麻酔科標榜医
診療案内
初めての方に
乳房のしこり・変形・痛み・乳汁分泌などを感じた方、乳がん検診での異常を指摘された方、その他の気になる症状がある方が診療の対象で、保険診療で行います。最新の画像検査を用いて乳腺専門医の目で乳がんの不安を解消します。
乳がん検診
症状はないが、乳がんが不安な方。諸事情で地域検診などが受診できない方が対象です。その方の年齢や乳腺の状態に合った最適な検診方法を相談の上決めていきます。
乳がん治療
乳がん術後のホルモン療法、術後のフォローアップなどを地域の基幹病院との連携を通じて経験豊富な専門医が対応します。
院外薬局について
当院は院外処方となります。薬剤師が、お薬の服用状況やお薬の飲み合わせなどを
専門的な立場でチェックすることで、患者様の薬の服用をスムーズにすることができます。
院内ギャラリー(乳腺診療)
主な設備紹介
マンモグラフィ
乳房専用のレントゲン検査機器です。撮影時の痛みが少ない最新の機器を導入しました。女性技師が担当致します。。
エラストグラフィ
搭載エコー
乳房に超音波をあて病変を確認する検査機器です。エラストグラフィは通常のエコーでは発見できない病変の発見や良悪性の鑑別が可能です。
生検装置
マンモグラフィやエコーで病変が認められた場合に行います。当院では最新の生検装置を用います。