新型コロナワクチンについて 第一報

先日大垣市の新型コロナウイルスワクチン接種の説明会がありました。まだまだ詳細は決まっていないようですが、骨格は定まってきているので、いま分かっていることを皆様にお知らせします。なお、今回のものは計画であって今後変更がなされる可能性が高いので本ブログの続報や大垣市広報などでよくご確認いただくことが重要です。

接種予定ワクチン;ファイザー社のワクチンで21日間隔で2回接種します。ワクチン代は国費、接種料は自治体から捻出され本人負担はありません。

接種会場は、集団接種か個別接種が選択できます。集団接種の場合は市民会館などの公共施設で、個別接種は診療所・クリニックを予定しています。どちらでも同じワクチンの接種が受けられます。かかりつけのいつもの先生に接種してほしい、遠方の接種会場までいくのが大変、密な会場は避けたいなどという人は個別接種がいいかと思います。個別接種の会場になるかどうかは各診療所の判断になるようですが、当院は地域のかかりつけ医として個別接種会場に名乗り出る予定です。

接種は①医療関係者、②65歳以上の高齢者、③一般(①②以外)にわけて、順次行っていきます。なお、16歳以下の小児は今回の接種対象にはなっておりません。

①医療関係者の接種は2月下旬から市内の某総合病院のみで実施されます。先に我々に接種をおこなって、有害事象の確認や接種シミュレーションを行う目的があるのだと思います。

②65歳以上の方には、3月中旬から市からお知らせと接種券(クーポン券)が届きます。接種を希望される方は、集団接種か個別接種かを選択し、さらに個別接種の場合は希望施設を記入して同封のハガキを提出します。市は希望のあった各医療機関に連絡し、ワクチンを配布します。ワクチンが届く日が決定したら医療機関から希望者に連絡し接種日が決まります。最速3月下旬から開始されます。

③一般の方には4月以降に接種券が配られます。広報、回覧板、ホームページをみて各自で接種予約をします。高齢者と同様に集団接種か個別接種かを選べ、個別接種の場合は各医療機関に予約をとります。各医療機関が予約分のワクチンを市に請求しワクチンが配布されます。医療機関はワクチンが入ったら希望者に連絡し接種日が決まります。5月下旬から開始が予定されています。

当院としては、当院かかりつけの患者さま、そのご家族はもちろん、当地区の方々全てに安全・確実にワクチン接種が出来るように準備をすすめて参ります。

新たな情報が入りましたらば続報をあげていきます。