大垣市乳がん検診を当院でお勧めしたい理由をお話しさせて頂きます。
①比較検診ができる。
マンモグラフィ読影で重要なこととして、以前の画像と比較することが挙げられます。これを比較読影といいます。読影医は気になる陰影があった場合、これが腫瘍によるものか、あるいは正常乳腺によるものかの判断に非常に悩みます。その陰影の濃度や辺縁、周囲乳腺との性状の変化、対側乳腺との比較によって、精査すべきものなのかを判断するわけですが、決めてにかけることも少なくありません。そんなときに役立つのが過去画像との比較です。前回、何もなかった部位に出来てきた陰影ならば、腫瘍によるものである可能性が高くなり、要精査にします。反対に以前にも同じ部位に陰影があれば正常乳腺のバリエーションとして経過観察とします。その結果、検査の感度・特異度ともに上昇します。とくに特異度（異常がないものを異常なしと判断する確率）が上昇するので無駄な精密検査を減らすことができます。当院のマンモグラフィはフルデジタルですので、過去の画像もクリック一つで一瞬ででてきます。このため、比較読影が容易にできます。一昔前は、気になったらフィルムをとりに画像倉庫まで行かねばならず大変でした。
②精中機構の認定マンモグラフィ装置、認定技師、読影医による検診であること
乳がん検診の精度向上を目指しつくられた日本乳がん検診精度管理中央機構、略して精中機構という組織があります。精中機構では乳がん検診の精度管理のためにいくつかの厳しい条件を定めています。検査に用いるマンモグラフィ機種にも厳しい条件がありますが、当院の機器はその条件をクリアしております。それを扱う技師も機構が認める試験に合格しております。画像を判断する医師も、厳しい試験に合格していますが、その中でもとくに成績が優秀であるA判定を獲得しております。当院ではA判定を獲得した医師2名で診断します。
③異常があった場合の対処が適切にできる
検診で異常があった場合に追加の検査が必要になりますが、当院では乳腺エコーや各種生検デバイスを用いた精密検査が可能です。当院のセールスポイントとしては迅速な検査が可能なことで必要ならば1日ですべての検査を行うこともできます。

以上、まだまだ当院での検査をすすめたい理由はあるのですが今日のところはここまでとさせて頂きます
これを読み終わったみなさまのお越しをお待ちしています。まずは電話連絡をおねがいします(診察時間にて）。0584-74-0170