大垣市乳がん検診②

みなさん、こんにちは。
先日、ご報告させて頂いたように令和2年度から大垣市乳がん検診が当院でも受診可能となりました。
今日は大垣市乳がん検診の検査方法や、そのメリットとデメリットについてお話しします。
まず、大垣市乳がん検診の実施要項です。
対象者;市内在住35歳以上の女性です。男性乳がんもありますが男性は不可です。年齢上限はありません。
検査内容;マンモグラフィ(左右2方向撮影)+問診+乳房視触診(希望者のみ)を隔年(2年に1回)施行。
これは、現在厚労省がすすめる標準的な方法です。
メリット
検診費用が安価;35歳以上70歳未満の方は1000円、70歳以上のかたは無料です。障がいがあったり、世帯収入次第で無料になることもあります。また、今年度に40歳になられる方も配られるクーポン券を使えば無料で受診できます。当院での同じ内容の自費乳がん検診がおおよそ6000円(全国標準です)ですので、かなりお得に検診ができます。
早く終わる;受信希望者は電話でご予約願います。検査当日は受付、問診記載、診察、撮影まででおおよそ30分程度です。混雑時でも検診患者さんはなるべく早く帰れるような努力をしており、長くても1時間程度で帰って頂きけます。
なお、当院で受けて頂くメリットには次のブログで書かさせて頂きます。
デメリット
マンモグラフィ単独検診の限界;これは大垣市乳がん検診というよりマンモグラフィ単独検査のデメリットなのですが、マンモグラフィ単独ではどうしても写らないタイプのがんがあります。とくに乳腺濃度が高い若年者ではこの傾向が強いです。このため、毎年、乳がん検診を受けていたのに進行がんでみつかることもあります。なお、このデメリットを埋める方法としてはエコー検査の追加があります。現状では市の検診は隔年のマンモグラフィのみなので、その検診の間の年は自費検診でのエコー検査を受けてみるのかよいかもしれません。

書き遅れましたが、マンモグラフィ検診の最大のメリットは乳がん死亡率の低下です。この検診は科学的に有効性が確認されている数少ない検診です。是非とも、受診をお願いします。