6月は生活習慣病療養計画書の発行、その説明に追われ大変な1か月でした。その結果、待ち時間も相当長くなり、皆様にはご迷惑をおかけしました。計画書については概ねはご理解頂いたようで感謝いたします。

診療計画書の発行は4か月に1回なので、次回は10月に発行予定で署名を願うことになります。設定した療養計画の目標については、次回以降の外来で達成ができているかを確認していきます。達成できていない場合はどうやったらそれが達成できるのかを相談することになります。食事療法や運動療法についてのパンフレットを渡して説明するのですが、それを読んで実行に移せる方はなかなかいないのが現実でしょうか。各クリニックレベルで、管理栄養士や作業療法士を置いて食事や運動療法の指導なんても、人手的にも経営的にも難しい。市町村が開催する運動や食事教室もありますがなかなか受講してくれる方はおられません。

システムだけは作ったものの、それを解決するための次の一手がないという今までも散々みてきたものが繰り返されていると思うのは私だけでしょうか？